小坂町村(読み)おさかまちむら

日本歴史地名大系 「小坂町村」の解説

小坂町村
おさかまちむら

[現在地名]小坂町小坂町・大垣内おおがいと

南流する飛騨川に南東から流れる小坂川が合流する地点の河岸段丘にある。飛騨川沿いに走る飛騨街道の北から大垣内・井之沢いのさわ・小坂町、小坂川北岸の川井田かわいた、南岸段丘上のからなる。北東山地、南は坂下さこれ村。飛騨川に大島おおしま橋、小坂川に朝六あさむつ橋が架かる。浄福じようふく寺蔵大永四年(一五二四)六月二五日の絵像本尊裏書に「益田郡上櫓郷小坂」とみえる。天正一四年(一五八六)九月二七日の正善等連署起請文(聞名寺文書)に「ました郡おさか」とみえ、同地の西了が名を連ねている。近世には小坂郷の中心村で飛騨街道の馬継場が置かれた。元禄八年(一六九五)検地帳(小坂町教育委員会蔵)には小坂町村とあり、高一〇九石、田二町四反余・畑九町四反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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