小奴(読み)こやっこ

精選版 日本国語大辞典 「小奴」の意味・読み・例文・類語

こ‐やっこ【小奴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さい奴。小柄な奴。また、奴をののしっていう。
    1. [初出の実例]「剃下野郎(そりさげやろう)の小やっこが、だいなしの裾、ちりげまで」(出典浄瑠璃栬狩剣本地(1714)五)
  3. ( 耳の上と後頭部だけに毛髪を残した小児の頭を「やっこ」と称したところから ) 小児。子ども
  4. 奴凧(やっこだこ)の小さいもの。
    1. [初出の実例]「小奴(コヤッコ)ならば上りませうが、六枚張りの大奴、どうして上りますものか」(出典:歌舞伎・奴凧廓春風(1893))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む