デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小室樵山」の解説 小室樵山 こむろ-しょうざん 1842-1893 幕末-明治時代の書家。天保(てんぽう)13年生まれ。江戸で萩原秋巌(しゅうがん)にまなぶ。細字が得意で,築地(つきじ)活版所や弘道軒の楷書(かいしょ)字母をかき,清朝体活字母型の基礎をつくった。のち俊徳塾をひらき,高田早苗(さなえ)らをそだてた。明治26年10月15日死去。52歳。本姓は高橋。名は正春。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例