萩原秋巌(読み)はぎわら しゅうがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「萩原秋巌」の解説

萩原秋巌 はぎわら-しゅうがん

1803-1877 江戸時代後期の書家
享和3年生まれ。巻菱湖(まき-りょうこ)の高弟で,一派をなす。宋(そう)(中国)の徽宗(きそう)の書体痩金書をこのんだ。明治10年2月19日死去。75歳。名は翬。字(あざな)は文侯通称は唯助,自然。別号に古梁漁史など。編著に「墨苑異纂(ぼくえんいさん)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例