小宮山弥太郎(読み)こみやま やたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小宮山弥太郎」の解説

小宮山弥太郎 こみやま-やたろう

1828-1920 幕末-明治時代の大工
文政11年10月20日生まれ。はじめ江戸田安家の作事頭(がしら)(棟梁(とうりょう))。明治6年山梨県権令(ごんれい)に就任した藤村紫朗(しろう)の意向うけ,県立勧業製糸場,県立病院などの建設の棟梁をつとめた。作品は和洋の折衷式建築で,のち「藤村式」とよばれた。大正9年5月8日死去。93歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。名は正広

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む