小山吉郎(読み)コヤマ キチロウ

20世紀日本人名事典 「小山吉郎」の解説

小山 吉郎
コヤマ キチロウ

明治〜昭和期の海軍造船少将



生年
安政7年3月1日(1860年)

没年
昭和4(1929)年2月26日

出生地
越後国長岡(新潟県)

学歴〔年〕
工部大学校造船学科〔明治16年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正2年〕

経歴
長岡藩士・小山良運の二男に生まれる。明治16年石川島造船所に入り製図工場に勤務。17年海軍主船局傭、20年船体製図工場長などを経て、21年海軍大技士、小野浜造船所製造科主幹。29年造船監督官となりドイツに留学して造船学を学ぶ。帰国後、各地工廠を経て、43年横須賀海軍工廠造船部長に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山吉郎」の解説

小山吉郎 こやま-きちろう

1860-1929 明治-大正時代の造船技術者。
安政7年3月1日生まれ。小山正太郎の弟。小山秋作の兄。明治21年小野浜造船所製造科主幹となる。29年ドイツに出張,造船技術を視察。のち横須賀海軍工廠(こうしょう)造船部長に就任。海軍造船少将。昭和4年2月26日死去。70歳。越後(えちご)(新潟県)出身。工部大学校(現東大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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