小山権現社(読み)おやまごんげんしや

日本歴史地名大系 「小山権現社」の解説

小山権現社
おやまごんげんしや

[現在地名]川辺町平川

平川ひゆうがわ北西、小山(四五七・八メートル)山頂にある。「続風土記」は蔵王権現社として「村より坂道二十町許なり、祭日二月朔日遠近の諸村より参詣する者多し、勧請時代詳ならす(中略)土人相伝ふ土生村の百姓賀右衛門といふ者の祖吉野より勧請し小社を営み、代々支配し後別当寺を置くといふ、是は再建の事をいふならん、天正十一年和佐村の城主玉置直和より境内方八町を定むる状ありといふ」とあり、行者堂・愛染堂・鐘楼、別当の金光山高山こうざん寺があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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