小島古堤新田村(読み)こじまふるづつみしんでんむら

日本歴史地名大系 「小島古堤新田村」の解説

小島古堤新田村
こじまふるづつみしんでんむら

[現在地名]淀川区十三東じゆうそうひがし一丁目・木川西きがわにし一丁目

西流する中津川左岸にある。東は小島新田村。反別わずかに一町九反余の小村。もとは中津川北岸堤防の地で小島村の新田であったが、江戸時代初期の中津川曲流改修工事により独立村となった。小島村からの独立の時期は明らかではないが、正保―明暦(一六四四―五八)頃で、独立以来、江戸時代を通じて幕府領であったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報