小川蒙軒(読み)おがわ もうけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小川蒙軒」の解説

小川蒙軒 おがわ-もうけん

1688-1716 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)元年生まれ。幼少のころから詩文をよくし,佐藤竹塢(ちくう)にまなんだ。肥後熊本藩の側儒者となる。のち江戸で林鳳岡(ほうこう)に師事したが,正徳(しょうとく)6年1月26日自殺。29歳。名は影明,観。字(あざな)は国光通称は左伝次。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android