小工面(読み)こくめん

精選版 日本国語大辞典 「小工面」の意味・読み・例文・類語

こ‐くめん【小工面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) ( 「こ」は接頭語 ) 小才の利くこと。ちょっとした才覚のあること。また、そのさま。小利口
    1. [初出の実例]「そちこちからの落水を竹樋なぞ通して小工面に堰止(せきと)めたものだ」(出典:家鴨飼(1908)〈真山青果〉三)
  3. 金銭上のちょっとした都合
    1. [初出の実例]「その女は今は近所に住んでゐる小工面(こクメン)の好い或大工に嫁入してゐた」(出典:黴(1911)〈徳田秋声四四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む