日本歴史地名大系 「小文村」の解説
小文村
おぶみむら
- 広島県:三次市
- 小文村
江戸時代は広島藩領であるが、寛永九年(一六三二)より享保五年(一七二〇)までは三次藩領。元和五年(一六一九)の備後国知行帳には「おふみ村」として一六八・六四六石を記す。享保七年写の三次郡覚書(広島大学蔵)にも毛付高一七町余で高一五九石余のうち、畠屋敷が一二町一反余で高九五石余とあり、田はわずか四町九反余で高六三石余しかない。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報