小日向白朗(読み)コヒナタ ハクロウ

20世紀日本人名事典 「小日向白朗」の解説

小日向 白朗
コヒナタ ハクロウ

大正・昭和期の作家



生年
明治33(1900)年1月30日

没年
昭和57(1982)年1月5日

出生地
新潟県三条市

経歴
大正6年中国大陸に渡り、蒙古旅行中、馬賊に捕まったのがきっかけで、のち旧満州の馬賊団の総頭目になった。小白竜などと名乗り活躍、その名は旧満州、蒙古で広く知られた。戦後、昭和25年帰国。「日本人馬賊王」などの著書があり、小説などのモデルにもなった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小日向白朗」の解説

小日向白朗 こひなた-はくろう

1900-1982 大正-昭和時代前期の大陸浪人
明治33年1月30日生まれ。大正5年中国にわたる。馬賊に捕らえられ,のちその頭目となる。中国の軍閥戦争にくわわり,満州事変後も特務機関に関係して日本・中国両軍の間で活動,共産ゲリラとも対決した。昭和25年帰国。昭和57年1月5日死去。81歳。新潟県出身。本名は権松。中国名は尚旭東,小白竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小日向白朗」の解説

小日向 白朗 (こひなた はくろう)

生年月日:1900年1月30日
大正時代;昭和時代の作家
1982年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報