20世紀日本人名事典 「小林トミ」の解説 小林 トミコバヤシ トミ 昭和・平成期の画家,市民運動家 声なき声の会代表。 生年昭和5(1930)年5月15日 没年平成15(2003)年1月2日 出生地茨城県土浦市 学歴〔年〕東京芸術大学美術学部専攻科修了 経歴’60年安保闘争時、“誰でも入れる声なき声の会”の横断幕を掲げ、文化人や学者、会社員、主婦、高校生らが参加した市民グループ「声なき声の会」の中心メンバー。会の機関誌「声なき声のたより」を発行し運動を支えた。昭和39年からは“ベトナムに平和を!市民連合”(ベ平連)運動に参加。中学校の講師を務めるほか子供たちに絵を教え、画家としては二科展を中心に活躍した。著書に「貝がらの町」「わが町・浦安」、小説「東京ダウンタウン」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林トミ」の解説 小林トミ こばやし-トミ 1930-2003 昭和後期-平成時代の画家,市民運動家。昭和5年5月15日生まれ。岡本太郎らの「現代芸術の会」に参加。六○年安保闘争に際し「誰デモ入れる声なき声の会」の旗をかかげデモに参加。鶴見俊輔らとベ平連スタイルの市民運動の原型をつくり,機関誌「声なき声のたより」を発行した。平成15年1月2日死去。72歳。茨城県出身。東京芸大卒。著作に「貝がらの町」「わが町・浦安」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by