コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小林寿郎 こばやし としお

2件 の用語解説(小林寿郎の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小林寿郎 こばやし-としお

1857-1922 明治-大正時代の農業指導者。
安政4年生まれ。父は陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。維新後,青森県上北郡にうつりすみ,広沢安任(やすとう)にみとめられ郡内の農事指導にあたる。明治21年アメリカにわたり,牧畜業を視察し帰国。25年ジャガイモの栽培技術書「馬鈴薯(ばれいしょ)」を刊行した。大正11年6月5日死去。66歳。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

小林寿郎

没年:大正11.6.5(1922)
生年:安政4(1857)
明治期の農事指導者。会津藩士の家に生まれる。会津藩(福島県)は明治維新の変革によって斗南藩として陸奥(青森県)上北・下北・三戸郡に移封され,この地で彼は,開墾事業の指導者でわが国最初の英国式牧場を経営した広沢安任に認められ,上北郡役所で郡内の勧業策に従事した。明治21(1888)年に米国に渡って牧畜業を視察し,種牛馬を購入して帰国。25年には日本で最初の本格的なジャガイモの栽培技術書である『馬鈴薯』を『勧農叢書』の1冊として刊行した。先人や欧米の知識を織りまぜていて,必ずしも正確なものではないが,わが国におけるジャガイモ栽培の重要性を説いており,上北郡の農業開発に生涯をささげた彼の意気込みが反映されている。

(佐藤常雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

小林寿郎の関連キーワード大庭恭平会津神谷与平治鈴木久太夫高橋正作富田甚平名倉太郎馬水毛生伊余門武藤幸逸宗像利吉

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone