20世紀日本人名事典 「小林直衛」の解説 小林 直衛コバヤシ ナオエ 昭和期の出版人 大月書店創立者。 生年明治34(1901)年1月28日 没年昭和53(1978)年4月6日 出生地山梨県南都留郡禾生村(現・都留市) 学歴〔年〕京都帝国大学経済学部〔昭和2年〕卒 経歴京大時代社会科学研究会の活動に参加し、関西地方学連の再建につとめる。昭和2年に卒業後、上京して労農党本部書記。3年共産党に入党し、4年の4.16事件で検挙され懲役4年に処せられる。14年朝鮮理研工業支配人として朝鮮に渡り、敗戦後に帰国し共産党に再入党。21年大月書店を創立、以後「マルクス=エンゲルス全集」「レーニン全集」の刊行につとめた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林直衛」の解説 小林直衛 こばやし-なおえ 1901-1978 昭和時代の出版経営者,労働運動家。明治34年1月28日生まれ。京都帝大で河上肇(はじめ)にまなぶ。卒業後労農党書記などをつとめ,労働運動に参加。戦後の昭和21年に大月書店を設立,「マルクス=エンゲルス全集」「レーニン全集」などを長年月をかけて出版した。昭和53年4月6日死去。77歳。山梨県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例