デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林粂左衛門」の解説 小林粂左衛門 こばやし-くめざえもん 1806-1856 江戸時代後期の殖産家。文化3年生まれ。諏訪(すわ)小倉織の行商に関西方面へいき,丹波で寒天づくりをまなぶ。天保(てんぽう)15年郷里の信濃(しなの)穴山村(長野県茅野(ちの)市)で寒天の製造をはじめる。のち原料のテングサを仕入れて製造方法を普及させ,江戸でうり,寒天を諏訪地方の特産とした。安政3年死去。51歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例