小梨(読み)コナシ

デジタル大辞泉 「小梨」の意味・読み・例文・類語

こ‐なし【小梨】

バラ科の落葉小高木。葉は長楕円形。4、5月ごろ、白色の花を開き、果実球形で、黄色に熟す。ずみ。 実=秋 花=春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小梨」の意味・読み・例文・類語

こ‐なし【小梨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物ずみ(桷)」の異名

▼こなしの花《 季語・夏 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

  1. 植物「あずきなし(小豆梨)」の異名。
  2. 植物「やまなし(山梨)」の異名。《 季語・秋 》

▼こなしの花《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「小梨」の解説

小梨 (コナシ)

植物。バラ科の落葉小低木,園芸植物ズミ別称

小梨 (コナシ・サナシ)

植物。バラ科の落葉高木。ヤマナシの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android