小森野村(読み)こもりのむら

日本歴史地名大系 「小森野村」の解説

小森野村
こもりのむら

[現在地名]久留米市小森野一―七丁目・小森野町・旭町あさひまち出町でまち

筑後川中流右岸、櫛原くしはら村の北に位置し、東縁を新宝満しんほうまん川、北から西縁を支流宝満川が流れる。もと筑後川は当村の北側を蛇行、その左岸にあたり(久留米藩領古図)、鷺の森ともいわれ、瀬下せのした水天宮の旧跡地もある(水天宮由来記)。現左岸に飛地(現小森野町)がある。久留米城下から横隈よこぐま(現小郡市)を経て筑前に至る街道(旧筑前街道)がある。正平二二年(一三六七)六月二日の権律師円時寄進状(太宰管内志)によれば、「籠野畠地五段」が至福しふく寺に寄進されている。永和四年(一三七八)五月二日の今川了俊書下(大分大学附属図書館文書/南北朝遺文(九州編)五)に「竹野庄内山本郷之内籠野・西泉・蜷河」とみえ、田原氏能の父貞広が討死した恩賞として与えられた地であるが、当時は押領されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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