小櫛(読み)こぐし

精選版 日本国語大辞典「小櫛」の解説

こ‐ぐし【小櫛】

〘名〙 女の差櫛の一種。江戸末期、江戸下町の長屋の婦女が前髪や(びん)にさした三寸(約九センチメートル)くらいの黄楊(つげ)製のもの。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕

お‐ぐし を‥【小櫛】

〘名〙 (「お」は接頭語) 櫛。また、小さな櫛。
※万葉(8C後)三・二七八「志賀海人(あま)は海藻(め)刈り塩焼き暇無み髪梳(くしげ)の小櫛(をぐし)取りも見なくに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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