小瀬河岸(読み)おぜかし

日本歴史地名大系 「小瀬河岸」の解説

小瀬河岸
おぜかし

[現在地名]関市小瀬

小瀬村の長良川沿いにあり、鵜飼場・川湊として要衝であった。「濃州徇行記」によれば、小瀬村には船稼で渡世する者があり、鵜飼大船四艘は名古屋・桑名へ、小船五艘は長良(現岐阜市)まで諸荷物を運送した。小網船二艘は漁業に使い、ほかに鵜匠船七艘・渡船二艘(馬船と小船)があった。灰船を経営し、長良川を上下する問屋もあった。「尾張地方古義」によれば、延享三年(一七四六)尾張藩は足立新兵衛に抜荷監視を兼ねて長良川通小瀬村前後の取締役を命じ、給銭一貫文を下付した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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