小生田村(読み)おぶたむら

日本歴史地名大系 「小生田村」の解説

小生田村
おぶたむら

[現在地名]長南町小生田

上小野田かみおのだ村の東に位置し、一宮いちのみや川支流の小生田川が流れる。中世は小蓋村などとみえる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高三二〇石。正保国絵図では高二八九石。寛政五年(一七九三)の村明細帳(石橋家文書)では三六町九反余で家数七三・人数三四六、農間に筵を作っていた。村内中尾下なかおした洗堰地引じひき村も利用していた。旗本酒井・川口二氏の相給と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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