デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小田切一雲」の解説 小田切一雲 おだぎり-いちうん 1630-1706 江戸時代前期の剣術家。寛永7年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)(福島県)の人。江戸にでて幕医半井瑞成(なからい-ずいせい)に師事,長谷川恕庵と称し塾頭をつとめる。のち八丁堀の針ケ谷夕雲(はりがや-せきうん)に無住心剣術をまなび,寛文2年(1662)印可をうける。39歳で深川に隠棲(いんせい),60歳で出家し空鈍と号した。宝永3年4月26日死去。77歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例