小篠敏(読み)おざさ みぬ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小篠敏」の解説

小篠敏 おざさ-みぬ

1728-1801 江戸時代中期-後期儒者,医師。
享保(きょうほう)13年生まれ。京都で山脇東洋,稲田大道にまなぶ。石見(いわみ)(島根県)浜田藩の藩医小篠秀哲の養子となる。明和2年三河(愛知県)岡崎藩主松平康福の侍医となった。のち本居宣長(もとおり-のりなが)にまなんだ。享和元年10月8日死去。74歳。三河出身。字(あざな)は徳卿。通称は十助,大記。号は轡竜,東海。姓は「ささ」ともよみ,名は御野ともかく。著作に「日本書紀考証」「周易証象」など。

小篠敏 ささ-みぬ

おざさ-みぬ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例