精選版 日本国語大辞典 「小角」の意味・読み・例文・類語 こ‐かく【小角】 〘 名詞 〙 ( 「こがく」とも )① 三寸(約九センチメートル)四方の小さな板の折敷(おしき)。婚礼そのほか正式の膳に用いた。五寸四方を中角、八寸四方を大角という。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 江戸の芝居茶屋で、銭百十六文をいう。[初出の実例]「大角 百三十二文、小角 百十六文」(出典:劇場新話(1804‐09頃)上)③ 木材のうち、一辺が五寸(約一五センチメートル)未満の角材。 こ‐づの【小角】 〘 名詞 〙 牛などの角の先端の内部にある堅い骨。〔本草和名(918頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例