おの‐やまをの‥【小野山】
- 京都市左京区大原にある山。中腹に音無滝(小野の滝)がある。
- [初出の実例]「朝夕に泣くねをたつるをの山は絶えぬ涙や音無しの滝」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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小野山
おのやま
比叡山西麓、旧来迎院村の東に位置する。ただし、古くは漠然と小野(愛宕郡小野郷)にある山の意で用いられている。近世の「山城名跡巡行志」も「来迎院ノ東山ヲ云フ」と記しつつ「但シ比叡山西面ノ惣名也」「高野矢背大原共ニ東山ヲ惣テ云
小野山
」としている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の小野山の言及
【小野山供御人】より
…山城国葛野郡小野山を本拠地とした[供御人](別称小野供御人)。炭や松明(たいまつ)を朝廷に貢納し,小野山長坂口警固の兵士を務める代償として,諸関役・諸商売課役を免除され洛中で松明,炭,材木を販売した。…
※「小野山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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