コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

長秋詠藻 ちょうしゅうえいそう

5件 の用語解説(長秋詠藻の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長秋詠藻
ちょうしゅうえいそう

平安時代後期の歌人藤原俊成私家集。3巻。治承2 (1178) 年俊成が守覚法親王の命により自選した 480首を母体とし,これに俊成の子孫が増補したもので,580首の本,747首の本,459首の改編本など数種の異本が現存。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ちょうしゅうえいそう〔チヤウシウエイサウ〕【長秋詠藻】

平安末期の私家集。3巻。藤原俊成作。治承2年(1178)成立、のち増補。六家集の一。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうしゅうえいそう【長秋詠藻】

藤原俊成の家集。1178年(治承2)3月に自撰し,仁和寺守覚法親王に奉った。3巻。諸本は,自撰の原形をとどめる第1類から,定家や後人による増補を含む他の3類まで,4類に分類される。第4類は〈六家集〉にとり入れられ,近世に版本として流布した。しみじみとした情趣を詠んだ余情のある,いわゆる幽玄体の歌や,はなやかな情景を余韻を残して詠んだ優艶な歌などに特色がある。【赤瀬 知子】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ちょうしゅうえいそう【長秋詠藻】

〔「長秋」は長秋宮の略。俊成が皇后宮大夫であったところから〕
歌集。三巻。藤原俊成作、自撰。1178年夏、守覚法親王の召で編纂へんさん、のち増補。六家集の一。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

長秋詠藻
ちょうしゅうえいそう

藤原俊成(しゅんぜい)の家集。1178年(治承2)、出家直後の65歳のときに自撰(じせん)され、仁和寺(にんなじ)守覚法親王に進献された。479首を収載。上巻が百首歌、中巻は四季・賀・恋、下巻は雑(ぞう)・釈教・神祇(じんぎ)の構成となっている。書名は最終官職の皇太后宮大夫(だいぶ)にちなみ、皇后宮の唐名長秋宮に拠(よ)ったものである。青壮年期の歌会歌や百首歌などの題詠の歌が大半であるが、概して叙情性の濃い作風で、物語、漢詩、和歌などの古典の場面や表現を摂取して内容を濃密化させる詠作手法を駆使した作品が多い。[松野陽一]
『松野陽一著『藤原俊成の研究』(1973・笠間書院)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

長秋詠藻の関連キーワード八条院坊門局藤原俊成女六家集歌の家俊成俊成女藤原重家(2)藤原俊通藤原範朝俊成卿女

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone