小野樟蔭(読み)オノ ショウイン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小野樟蔭」の解説

小野 樟蔭
オノ ショウイン


職業
雅楽

別名
得度名=小野 経竜,号=知堂

生年月日
明治4年 11月20日

出生地
大阪

経歴
天王寺楽所に伝えられた雅楽と舞楽伎芸を伝授され、雅亮会に所属。明治23年からは自坊に本拠地を移して、初代会長となり、聖霊会の古式を復原して聖霊会舞楽定型確立。また住吉神社富士太鼓の舞楽も復興させた。昭和51年には「聖霊会の舞楽」として国の重要無形民俗文化財に指定された。

没年月日
昭和18年 12月5日 (1943年)

家族
父=小野 玄竜(願泉寺住職)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「小野樟蔭」の解説

小野 樟蔭
オノ ショウイン

明治〜昭和期の雅楽家



生年
明治4年11月20日(1871年)

没年
昭和18(1943)年12月5日

出生地
大阪府

別名
得度名=小野 経竜,号=知堂

経歴
天王寺楽所に伝えられた雅楽と舞楽の伎芸を伝授され、雅亮会に所属。明治23年からは自坊に本拠地を移して、初代会長となり、聖霊会の古式を復原して聖霊会舞楽の定型を確立。また住吉神社の富士太鼓の舞楽も復興させた。昭和51年には「聖霊会の舞楽」として国の重要無形民俗文化財に指定された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野樟蔭」の解説

小野樟蔭 おの-しょういん

1871-1943 明治-昭和時代前期の僧,雅楽家。
明治4年11月20日生まれ。大阪の浄土真宗本願寺派願泉寺の住職。明治17年雅亮会(がりょうかい)を設立して天王寺舞楽(ぶがく)を復興し,古式による四天王寺聖霊会(しょうりょうえ)を復元した。昭和18年12月5日死去。73歳。法名は経竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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