日本歴史地名大系 「小野河岸」の解説
小野河岸
おのがし
[現在地名]大宮町小野
那珂川筋に
上河岸は明和年中(一七六四―七二)宇留野源左衛門の創業といわれるが、宝暦七年(一七五七)の諸荷物年切請高並庭銭書上帳(「四倉善衛門記録」所収)に「一、奥州最上茶荷物引始 万治二卯年より 一、会津茶荷物引始 元禄十二卯年より 一、舟宿人外舟吟味番始め 正徳二辰年より 延享元卯」とあり、早い時期から奥州地方のとくに茶が輸送された。久慈川を下ってきた荷物は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報