小野田東川(読み)おのだ とうせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野田東川」の解説

小野田東川 おのだ-とうせん

1684-1763 江戸時代中期の七弦琴奏者。
貞享(じょうきょう)元年生まれ。明(みん)(中国)の僧心越興儔(しんえつ-こうちゅう)が伝授した琴法を,杉浦正職(まさもと)よりまなぶ。七弦琴の名人として知られ,その弾法を後世につたえた。弟子多紀藍渓,幸田親盈(ちかみつ)らがいる。宝暦13年11月24日死去。80歳。京都出身。名は廷賓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android