小釣る(読み)こづる

精選版 日本国語大辞典 「小釣る」の意味・読み・例文・類語

こ‐づる【小蔓・小釣】

  1. 〘 名詞 〙 金襴(きんらん)模様一つ蔓草の模様の小さいもの。元来は中国渡来のもので、後に京都西陣で織るようになった。蔓草の模様の大小その他により、大蔓・小蔓・一重蔓などの種類がある。
    1. [初出の実例]「帯は小(コツル)唐織に、練(ねり)薄物を被(かづ)き」(出典浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む