蔓草(読み)ツルクサ

精選版 日本国語大辞典 「蔓草」の意味・読み・例文・類語

つる‐くさ【蔓草】

  1. 〘 名詞 〙 茎が蔓状をなす草。→蔓植物(つるしょくぶつ)
    1. [初出の実例]「蔓草滋露宛如枯蘇之秋心」(出典権記‐長保三年(1001)三月五日)

まん‐そう‥サウ【蔓草】

  1. 〘 名詞 〙 はびこる草。つるくさ。
    1. [初出の実例]「蔓草露深し人定まって後 終霄雲尽きぬ月の明らかなる前〈小野篁〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔詩経‐鄭風〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む