小阪実信(読み)こさか さねのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小阪実信」の解説

小阪実信 こさか-さねのぶ

1776-1852 江戸時代後期の農民
安永5年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)武儀(むぎ)郡上有知(こうずち)村の人。温厚で徳があり長者といわれた。藍見(あいみ)川の灌漑(かんがい)用水を利用する近隣4村が税をはらわず,もめごとが生じたとき調停にはいり,紛争を未然にふせいだ。嘉永(かえい)5年5月9日死去。77歳。通称宗十郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android