少数精鋭主義(読み)しょうすうせいえいしゅぎ

精選版 日本国語大辞典 「少数精鋭主義」の意味・読み・例文・類語

しょうすうせいえい‐しゅぎ セウスウ‥【少数精鋭主義】

〘名〙 やたらに人員をふやさないで、人数は少ないが、すぐれた者によって事を行なおうとする方針。政治的には大衆組織主義に対する語として用いられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「少数精鋭主義」の意味・わかりやすい解説

少数精鋭主義
しょうすうせいえいしゅぎ

政治集団の組織活動において,集団活動の効果を量に求めようとする大衆主義に対して,鉄の規律もとにきびしく訓練された少数精鋭分子に基礎をおいて,最大の活動効果をあげようとする組織原則をさす。 A.ブランキが組織した秘密結社季節社」がこの例である。だが最も典型的なのは,レーニンの「前衛党」組織である。

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