デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾和宗臨」の解説 尾和宗臨 おわ-そうりん ?-1502* 室町-戦国時代の貿易商。堺の豪商で,明(みん)(中国)との貿易で富をえる。一休宗純に参禅し,大徳寺真珠庵を創建。応仁(おうにん)の乱で焼失した大徳寺の法堂などを再建した。文亀(ぶんき)元年12月20日死去。通称は四郎左衛門。号は祖渓。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の尾和宗臨の言及 【真珠庵】より …その寂後10年目の1491年(延徳3)に完成。造立経費は大徳寺再建を援助した堺の貿易商尾和宗臨(おわそうりん)(?‐1501)はじめ,数寄者村田珠光,連歌師宗長などの寄進。現在の建物は江戸初期の再建である。… ※「尾和宗臨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by