デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾高亀蔵」の解説 尾高亀蔵 すえたか-かめぞう 1884-1953 明治-昭和時代前期の軍人。明治17年9月28日生まれ。昭和11年陸軍中将,朝鮮駐屯の第十九師団長となる。13年満州国とソ連の国境不明確な地域の丘陵張鼓峰(ちょうこほう)をめぐり,独断でソ連軍を攻撃。反撃をうけ大損害をだし,外交交渉で壊滅をまぬかれ撤退した(張鼓峰事件)。17年満州国建国大副総長。昭和28年8月1日死去。68歳。佐賀県出身。陸軍大学校卒。旧姓は大谷。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例