居住い(読み)イズマイ

精選版 日本国語大辞典 「居住い」の意味・読み・例文・類語

い‐ずまいゐずまひ【居住・居住居】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すわっている姿勢。また、その態度。いざま。
    1. [初出の実例]「おとりたる人の、ゐずまひもかしこまりたるけしきにて」(出典:枕草子(10C終)一四六)
    2. 「さるところに、いづまひわるきおとこ成りけるが」(出典:咄本・軽口初売買(1739)四)
  3. 住んでいる場所。まわりの様子。環境。
    1. [初出の実例]「中納言をいかにぞや、御たびずみはいかにびんなくおぼさるらん。ゐずまひがらといふやうに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)沖つ白浪)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む