日本歴史地名大系 「屋住村」の解説 屋住村やずみむら 鳥取県:八頭郡用瀬町屋住村[現在地名]用瀬町屋住山口(やまぐち)村から安蔵(あぞう)川沿いの長登路(ながとろ)を登った谷間に位置し、本村のほか下屋住・段(だん)・夏焼(なつあけ)(夏明)・小畑(おはた)の集落がある(因幡志)。矢住とも書いた。拝領高は四九石余。本免四ツ九分。上流の江波(えなみ)村との間で草山争論があり、慶安元年(一六四八)裁許状が下され、以後それに従ってきたが宝暦一四年(一七六四)に再燃、再検分のうえ先の裁許を守るよう言渡されている(在方諸事控)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by