屋敷娘(読み)やしきむすめ

精選版 日本国語大辞典 「屋敷娘」の意味・読み・例文・類語

やしき‐むすめ【屋敷娘】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 武家の娘。また、屋敷勤めをしている娘。
    1. [初出の実例]「向ふよりお雪、振袖屋敷娘好みのこしらへ」(出典:歌舞伎・小袖曾我薊色縫(十六夜清心)(1859)三立)
  2. [ 2 ] 歌舞伎所作事。常磐津長唄。三世並木五瓶(ごへい)・三升屋二三治作。四世岸沢式佐・杵屋三五郎作曲。四世西川扇蔵・松本五郎市振付。天保一〇年(一八三九江戸河原崎座初演。沢村訥升の四変化舞踊「四季詠(い)歳(しきのながめまるにいのとし)」の秋の部。武家奉公の娘が恋人の思い出にふける。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「屋敷娘」の解説

屋敷娘
(通称)
やしきむすめ

※〓は○の中に「い」。
歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
四季詠〓歳
初演
天保10.3(江戸・河原崎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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