展子虔(読み)てんしけん(その他表記)Zhan Zi-qian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「展子虔」の意味・わかりやすい解説

展子虔
てんしけん
Zhan Zi-qian

中国,北斉,北周,隋の画家。渤海 (山東省) の人。道釈人物画を得意とし董伯仁と並称された。山水画にも巧みで「咫尺 (しせき) 千里の趣」があると評された。現存する伝称作品『遊春図』 (北京,故宮博物院) は唐初の模写と考えられるが,神仙山水形式を継ぎ青緑で着彩され,遠近の表現が巧みで,楼観の描写にも展子虔の遺風を感じさせる。

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