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咫尺 シセキ

デジタル大辞泉の解説

し‐せき【×尺】

[名](スル)《「咫」は中国のの制度で8寸、「」は10寸》
距離が非常に近いこと。「咫尺の間(かん)」
貴人の前近くに出て拝謁すること。
「恐れ多くも九重(ここのえ)に―し奉った例(ためし)は」〈魯庵社会百面相

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大辞林 第三版の解説

しせき【咫尺】

( 名 ) スル
〔「史記蘇秦伝」より。「せき」は漢音。「咫」は周尺の八寸、「尺」は一尺〕
距離がきわめて近いこと。 「 -の間」 「策を帷幕の内にめぐらして勝つ事を-のもとにえたり/平家 7
貴人に接近すること。 「威厳に-し心中に恐懼したる乎/緑簑談 南翠
[句項目]

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世界大百科事典内の咫尺の言及

【五色墨】より

…其角没して25年,世の作者はまことの心を失い,孕(はら)み句を作っては,点取の勝負にこだわる。このような弊を排するため,宗瑞(そうずい),蓮之,咫尺(しせき),素丸,長水の5人が相寄り,《新撰六帖》にならって輪番で1人が判者となり,四吟歌仙五巻を興行し,互いに批評し合って楽しんだ。巻頭に点取俳諧を難じた《雑談集》の其角の文を掲げ,巻末には敬雨を加えた6人の竟宴歌仙を付す。…

※「咫尺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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