山ノ花遺跡(読み)やまのはないせき

日本歴史地名大系 「山ノ花遺跡」の解説

山ノ花遺跡
やまのはないせき

[現在地名]浜松市恒武町

天竜川右岸の微高地上に位置する古墳時代中期の祭祀遺跡恒武つねたけ町を中心に古墳時代の大規模な集落があり、当遺跡はその西端にあたる。平成八年(一九九六)寺院建設に先立ち発掘調査が行われ、五世紀の川跡と川辺で行われた祭祀の跡が発見された。川はおよそ幅が二〇メートル、深さが二メートルで、八〇メートルにわたって検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android