山上船主(読み)やまのうえの ふなぬし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山上船主」の解説

山上船主 やまのうえの-ふなぬし

?-? 奈良-平安時代前期の官吏
山上憶良(おくら)の子か。陰陽助(おんようのすけ),陰陽頭(かみ)を歴任。天応2年(782)氷上川継(ひかみの-かわつぐ)の謀反にくわわって左遷され,さらに三方(みかたの)王らと桓武(かんむ)天皇呪詛(じゅそ)したとして隠岐(おき)(島根県)に流された。延暦(えんりゃく)24年ゆるされて京にかえる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android