山事(読み)ヤマゴト

デジタル大辞泉 「山事」の意味・読み・例文・類語

やま‐ごと【山事】

鉱山などの売り買いにかかわること。
投機的な事業仕事
「五十両をくすねての―」〈滑・古朽木・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「山事」の意味・読み・例文・類語

やま‐ごと【山事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉱山などの売買に関係すること。鉱山の事業。
  3. 鉱山、山林などの売買に関して詐欺を働くこと。やまこかし。
    1. [初出の実例]「金銀銅の山事をふづくり」(出典:浮世草子・手代袖算盤(1713)三)
  4. 投機的な、または冒険的な事業。山仕事。やまこ。
    1. [初出の実例]「例の山事(ヤマコト)目論(もくろみ)に、此堂へ相談に来るといふも、みな山僧がはからひ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)一)

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普及版 字通 「山事」の読み・字形・画数・意味

【山事】さんじ

山仕事。

字通「山」の項目を見る

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