精選版 日本国語大辞典 「山取」の意味・読み・例文・類語 やま‐どり【山取】 〘 名詞 〙① 山から材木を伐り出すこと。また、その人。[初出の実例]「壱貫文 あしじろの木とり候山取手間」(出典:香取社造営物注文(1419))② 山に陣をとること。山中に砦(とりで)などを築くこと。また、その陣や砦。[初出の実例]「Arx〈略〉テキヲ フセグ yamadori(ヤマドリ)」(出典:羅葡日辞書(1595))③ 駕籠舁(かごかき)が僧侶を客として拾うこと。江戸時代、品川の遊里あたりでいわれた語。[初出の実例]「おいらは山とりにゆくべいとおもって」(出典:洒落本・契国策(1776)南方) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例