精選版 日本国語大辞典 「山向」の意味・読み・例文・類語 やま‐むこう‥むかふ【山向】 〘 名詞 〙 山のあちら側。[初出の実例]「山向(ヤマムカ)うは知らねえこと、小田原切って宿々で誰知らねえもののねえ、品川宿の見てくれ権次」(出典:歌舞伎・龍三升高根雲霧(因果小僧)(1861)大坊) やまけ【山向】 〘 名詞 〙 神事に用いる用材や榊などをとるために山にはいること。[初出の実例]「清酒、酒造、山向、滝祭、土師器作物忌等五人」(出典:延喜式(927)四) やま‐むけ【山向】 〘 名詞 〙 ⇒やまけ(山向) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例