山家神社(読み)やまがじんじや

日本歴史地名大系 「山家神社」の解説

山家神社
やまがじんじや

[現在地名]真田町大字長字真田

かん川の上流の渓谷一帯を古来より山家郷とよんでおり、神社はその産土神である。祭神は伊弉那美命・大己貴命・菊理媛命。明治六年(一八七三)郷社。「延喜式」神名帳所載の「山家ヤマイヘノ神社」であるとされている。四阿あずまや山頂にある白山社の里宮となっているので、白山様・白山大権現とも称す。

「白山寺縁起」に、養老二年(七一八)加賀白山の神を勧請したと伝えている(小県郡史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android