日本歴史地名大系 「山崎八幡宮」の解説 山崎八幡宮やまざきはちまんぐう 山口県:新南陽市富田村山崎八幡宮[現在地名]新南陽市大字富田山陽道沿いの新(しん)町北側の高台、山崎山に鎮座する。祭神は応神天皇・神功皇后・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命。旧県社。社伝によれば和銅二年(七〇九)に富田河内神室(とんだこうちかむろ)山の地に建立されたが、宝亀元年(七七〇)現在地に遷座し(別伝では延喜七年)、江の宮(えのみや)と称したという。中世には荘寺(そうじ)八幡宮(荘寺宮)とよばれ、社坊であった真言宗の荘宮寺が管理、氏子圏は富田・福川(ふくがわ)はもとより、現徳山市の富田川上流の村々や大津(おおつ)島にも及んだという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by