日本歴史地名大系 「山崎山古墳群」の解説 山崎山古墳群やまざきやまこふんぐん 和歌山県:海南市岡田村山崎山古墳群[現在地名]海南市岡田 山崎亀(かめ)の川下流域の標高約六九メートルの独立丘陵上に営まれた古墳群で、近傍には室山(むろやま)古墳群・岡村(おかむら)遺跡・岡村八幡古墳群などがある。土取工事・開墾などにより消失した古墳も少なくないと思われるが、五世紀初頭から六世紀後半にかけて築造された、前方後円墳一基を含む十数基の古墳からなり、昭和四一年(一九六六)に一号・二号墳が、同五二年に三号・五号・一一号・一三号・一四号・一五号墳が調査され、さらに同五三年度には六号・八号・八―II号・一二号の各古墳が調査された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by