山崎栄治(読み)ヤマザキ エイジ

20世紀日本人名事典 「山崎栄治」の解説

山崎 栄治
ヤマザキ エイジ

昭和・平成期の詩人 元・横浜国立大学教授。



生年
明治38(1905)年8月9日

没年
平成3(1991)年8月27日

出生地
佐賀県伊万里町

学歴〔年〕
東京外国語学校仏語科卒

主な受賞名〔年〕
高村光太郎賞(第7回)〔昭和40年〕「聚落」,読売文学賞(詩歌俳句賞・第34回)〔昭和58年〕「山崎栄治詩集」

経歴
19歳のときから詩作を始め、矢内原伊作らとの同人誌「同時代」や「歴程」に作品を発表。昭和31年処女詩集「葉と風との世界」を発表。40年第2詩集「聚落」で高村光太郎賞、58年「山崎栄治詩集」で読売文学賞・詩歌俳句賞を受賞した。「歴程」同人。25年より横浜国大で約30年間教え、ランボー、リルケなどの訳詩がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山崎栄治」の解説

山崎栄治 やまざき-えいじ

1905-1991 昭和-平成時代のフランス文学者,詩人。
明治38年8月9日生まれ。東京外国語学校(現東京外大)在学中,三好達治,堀口大学らを知る。戦後横浜国大教授をつとめ,雑誌「同時代」同人となる。端正な叙情詩をつくり,昭和39年詩集「聚落」で高村光太郎賞,58年「山崎栄治詩集」で読売文学賞。平成3年8月27日死去。86歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山崎栄治」の解説

山崎 栄治 (やまざき えいじ)

生年月日:1905年8月9日
昭和時代;平成時代のフランス文学者;詩人。横浜国立大学教授
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android