山市(読み)さんし

精選版 日本国語大辞典 「山市」の意味・読み・例文・類語

さん‐し【山市】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山間都市。また、山里の市(いち)
    1. [初出の実例]「决决泉声山市側、何曾洗得積塵消」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・寒井)
    2. [その他の文献]〔許棠‐憶宛陵旧居詩〕
  3. 山に現われる蜃気楼(しんきろう)。きつねだち。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「海市、山市 結毦録、〈略〉海市は蜃気楼也。〈略〉山上に現ずるを山市と云」(出典:随筆・海録(1820‐37)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「山市」の読み・字形・画数・意味

【山市】さんし

山中の市。

字通「山」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android